社会を変える意識を持って仕事に取り組む!イケダハヤトの旗を立てて生きる を読んだ感想。
ボランティアをやる意義とはなんだろうか?
イケダハヤト流のボランティアはNPO法人にWEBマーケティングのコンサルをしてあげること。彼の強みでもあり、本職でもある。
そしてそれはお金をもらってする仕事よりも100倍楽しいらしい。
どうしてだろうか?ゴミ拾いのボランティアを嫌々させられた記憶ぐらいしかない私は、とても考えさせられた。
無償で手間と時間を提供する以上に、そこにはやりがいがあるらしい。
NPO法人はWEBの知識がなくて困っているが、資金がない。そこに、NPOの社会的意義に賛同してその活動の一端を助け、より強い誰かの役に立っている感覚を得る。
やりがいよりも別のものを優先してしまう
NPO法人で働く職員は、 給料が200万円台という待遇でも働いている。その理由は社会的な意義を感じるからこそ、続けられる。給料を捨ててまで何かに打ち込めるということは何か、私からしたらとてもまぶしい存在である気がする。
「もし給料が200万円に減らされたとして、仕事をやめるかどうか?」
その問いは、私の胸にグサリと突き刺さった。私は即座に転職するだろうな。
給料だけで人間は生きて行くものではない。でも今の私はやりがいをまだ見つけられずに、今の仕事を続けている。
旗を立てて生きるとは
旗を立てて生きるとは、生涯を通して自分だけの何かへの問題意識を持ち、解決を目指すこと。誰かの批判を受けたり、指示されたりしても自分の信じる道を実行すること。
ブログやSNSなどで発信することを通して、自分の考えたことをアウトプットすること。どんな分野で自分の能力を生かせるのかはわからなくても、共感してくれる人や、自分が共感できる活動を見つけるうえでも発信することは役に立つらしい。自分はまだブログをちゃんと書こうと思って間もないけれど、ブログを書くためにネットで調べ、いろいろな人の考えに触れるにつれ刺激を受けていて、ブログに書くことで頭を整理することができている。
専門性のある知識を持ってボランティアなり、仕事なりで活躍することができれば給料以外の別の景色が見えるのかもしれない。(まだ見えてはいないけれど)
自分を含め、専門性/やりがいを見つけられていない人は
- 本を読む。
- いろいろな人に会う。(コーヒーミーティングなどのサービスなどを活用する)
- スキルを磨く。
- ロールモデルを見つける。etc
ロールモデルを見つける
ロールモデルと言えば今から5年程前、現在ウェディングプランナーの仕事をされている山川咲さんにお会いしたことがあった。その時私は大学4年生で、山川さんは大学生向けにセミナーの講師をされていたのだった。女性のキャリア、というセミナーだったと思う。
その時山川さんは会社を退職してオーストラリアに一人旅に出る前だと聞いていた。自身の生い立ちから会社員としてのキャリアや退職まで、不安な気持ちや希望や、いろいろな正直な等身大の姿をありありと話されていて、山川さん自身も時々思い出しては、涙ぐみながら、私たちはとても気持ちが動かされたことを覚えている。
帰路につくのが惜しまれた女子大生たちは出待ちをするファンみたいになってセミナーの終了後も興奮したまま山川さんを待ったりしたあと、facebookで友達になり状況を耳にするにつれ、セミナーの時と変わらない人を惹きつける笑顔で写っている写真と文章で、起業してずんずん未来を切り開いていくのを目の当たりにした私は山川さんをすごい!と思うばかりだった。
何かの分野で問題意識を持ち人生を切り開いていく、そんなロールモデルとして山川さんはまぶしすぎる存在だけれど、思いは行動になり、行動は習慣になり、習慣は人生になる。
まずはスキルを身につけることから、まずは自分の思いをブログで表現していくことから、習慣にしていこうと思ったのでした。
おわり
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